飯ハラスメントとは?上司が食事に誘うだけで嫌がらせになる!?

飯ハラスメント(飯ハラ)とは、上司など、断ることのできない相手から食事の誘いを受けることです。

また、無理やりご飯を食べさせようとすることも、飯ハラスメントになります。

上司と部下の間でこのようなことが行われるのは、パワーハラスメントにも該当すると思われます。

そこで、ここでは、飯ハラスメント(飯ハラ)とは何か、飯ハラスメントの対処方法・解決方法について、詳しくみていきたいと思います。

飯ハラスメント(飯ハラ)とは?

飯ハラスメント(飯ハラ)とは、上司など、断ることのできない相手から食事の誘いを受けることです。

また、お腹がいっぱいでこれ以上食べられないのにも関わらず、残さず全部食べるように強要したり圧をかけることも飯ハラスメントに該当します。

なかには、上司などが部下を食事に誘っただけで、飯ハラスメントになってしまうのか?と疑問に思う人もいるかもしれません。

上司が部下を食事に誘っただけであれば、飯ハラスメントやパワーハラスメントには該当しないでしょう。

ですが、相手が断れないと分かったうえでの食事の誘いや、食事の強制をした場合は、飯ハラスメントやパワーハラスメント(パワハラ)に該当します。

実際に、飲み会の場などで、上司が部下を食事に誘い、部下の体調や食事量を無視した食事の強要をしている場面を見たことある人はいるのではないでしょうか。

上司に食事に誘われた際、今後の仕事のことを考えると食事の誘いを断れなかったという人も多いと思います。

このような理由から、入社すぐの新人や、若い人が食事ハラスメントのターゲットになりやすい傾向にあるでしょう。

飯ハラスメントは飯ハラスメントは身体的苦痛だけではなく、同時に精神的苦痛も伴います。

上司など、断り切れない相手から強要されたために、無理やり食事を摂ることは体調不良の原因にもつながります。

では、実際に行われている食事ハラスメントとはどのようなものなのでしょうか。

飯ハラスメントの事例は?

では、実際に行われている食事ハラスメント(飯ハラ)の事例を紹介します。


飯ハラスメント(飯ハラ)の事例を3つ紹介しました。

食事に誘った上司や先輩は、食事をたくさん食べないのにも関わらず、部下や後輩には無理やり食べさせる。

ご飯をたくさん食べれない妻に対して、たくさん食べることを強要する夫。

これ以上食べることのできない友達に対しての食事の誘い。

飯ハラスメント(飯ハラ)といえば、上司と部下、先輩と後輩など断り切れない相手からのハラスメントです。

ですが、上記に紹介した通り、夫婦の間や友達同士でも、飯ハラスメントは起こっています。

人は、それぞれ食べる量やペース、食べ物の好みが違います。

そのため最近では、一人でゆっくり食事を摂ることが好きだという人が増えています。

身体的だけではなく、精神的苦痛も伴う飯ハラスメント。

どうすれば飯ハラスメントの被害に合わずに済むのでしょうか。

飯ハラスメントの対処方法・解決方法を紹介したいと思います。

飯ハラスメントの対処方法・解決方法は?

飯ハラスメントの対処や解決するためにはどうすればいいのか紹介します。

  1. 取引先や家族との約束があることを伝える
  2. 妻や子供、自分自身の体調不良を理由に
  3. 丁寧な言葉で、丁重に断る
  4. 謝罪だけではなく、感謝の気持ちも伝える

上司など、断れない相手から食事に誘われた際、行きたくないと思っていても、断るには勇気がいります。

食事の誘いを断ったことで、今後の仕事に影響したらどうしよう、などと不安な気持ちにもなります。

そんなとき、上司からの誘いを角が立たないよう、上手に断ることができれば、飯ハラスメントに合う可能性が少なくなります。

食事の誘いを、ただ断ってしまうだけでは、相手の気分を害してしまうかもしれません。

ですが、食事の誘いを受けても際に感謝と謝罪を同時に伝えれば、相手を不快にさせることなく、断りの返事をすることができます。

また、普段からの人間関係を円滑にしておくと、飯ハラスメントなどのトラブルを防ぐことにつながります。

では、普段、部下などを食事に誘っている人は、飯ハラスメントをしないためにどうすればいいのでしょうか。

飯ハラスメントをしないためには?

飯ハラスメントをしないためにはどうすればいいのでしょうか?

普段、好意や善意で部下などを食事に誘っている人は、自分が食事に誘うだけで飯ハラスメントになってしまうのかと疑問に思われるかもしれません。

新人や若い人からすると、上司から食事に誘われただけでも圧を感じる人も多いでしょう。

しつこく誘ったり、相手の都合を無視した誘い方も飯ハラスメントやパワーハラスメントになりかねません。

ですので、知らず知らずのうちに、飯ハラスメントをしてしまわないためにも、部下や若い人が断りやすい誘い方をするといいでしょう。

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