カフェインハラスメントとは?来客へのコーヒー提供はNG?

新しいハラスメントが増えて行っています。

カフェインハラスメント(カフェハラ)とは、訪問先でコーヒーを提供されることを言います。

コーヒーには、カフェインが含まれており、人によっては、カフェインの摂取を控えていることもあります。

そのため、この行為が、ハラスメントだと言われています。

そこで、ここでは、カフェインハラスメントとは何なのか、カフェインハラスメントの事例、対処方法・解決方法について、詳しく見ていきたいと思います。

カフェインハラスメントとは?

カフェインハラスメント(カフェハラ)とは、訪問先でコーヒーなどカフェインの入った飲料を提供されることを言います。

これがなぜ、ハラスメントになるのかというと、人によっては、カフェインの摂取を控えていることがあるためです。

カフェインは、体質や健康面から摂取を控えるという人もいて当然です。

しかし、必ずしも、コーヒーに多量のカフェインが入っているというわけではありません。

場合によっては、お茶のほうがカフェインを多く含んでいる場合もあります。

そのため、カフェインだけではなく、コーヒー自体が苦手であるためというのも考えられるでしょう。

では、カフェインハラスメントはどういった背景から生まれたのでしょうか。

カフェインハラスメントが生まれた背景は?

カフェインハラスメントが生まれた背景について、見てきたいと思います。

2019年3月20日、はてな匿名ダイアリー」に 「コーヒーを軽々しく勧めないで!『カフェハラ』ですよ」という投稿がされました。

訪問先での打ち合わせでコーヒーを出すのは「カフェハラ」であるという問題視が発端となります。

日本では、コーヒーが好きな人が多いです。

そのため、ちょっとしたおもてなしとして、当然のようにコーヒーを出してしまうといったことは、ナチュラルではあるかもしれません。

ただ、アルコールハラスメントとは違い、訪問先でコーヒーを出されても、飲むことを強要されているわけではないという違いがあります。

他のハラスメントに対して、カフェインハラスメントは、ハラスメントと感じる人は、ごく少数なのではないかと思われます。

では、このようなカフェインハラスメントの対処方法や解決方法はあるのでしょうか。

カフェインハラスメントの対処方法・解決方法は?

カフェインハラスメントの対処方法や解決方法について、見ていきたいと思います。

何度か訪問しており、いつもコーヒーなどを出してくれる場合には、「飲み物は結構です」などと先に伝えることもできるでしょう。

ただ、そうではない場合には、先にお断りするというのも変なことですよね。

では、出されてしまった場合にはどうすれば良いでしょうか。

  • 出された飲み物を飲まない
  • 口を付けたふりをする

これ以外に解決方法はないでしょう。

では、提供する側が、カフェインハラスメントをしないためにはどうすれば良いでしょうか。

カフェインハラスメントをしないためには?

カフェインハラスメントをしないためには、以下のような対策が必要です。

  • 飲み物を出さない
  • ノンカフェインの飲料を出す

会社であっても、必ず来客に飲み物を出す必要はありません。

出すか出さないかは、会社側の自由です。

印象として提供する方が望ましいと判断するのであれば、相手が誰であってもノンカフェインのものしか出さなければ良いでしょう。

また、訪問者と付き合いが長い場合には、その人の好みの飲み物を提供するなどといった方法も考えられますね。

新しいハラスメントのカフェインハラスメントですが、これは、好意を嫌がらせ(ハラスメント)と捉えたものに感じます。

ここまで神経質になってしまうと、相手に対して、良かれと思って何かをするのが難しい世の中になってしまいますよね。

-食のハラスメント