エイジハラスメントとは?労わったつもりが逆効果になるかも!?

エイジハラスメント(エイハラ)とは、年齢や時代が異なることを理由に差別したり、嫌がらせをする行為のことです。

高齢の人、若い人、男性女性関係なく、誰もが受ける可能性のあるハラスメントという特徴があります。

また、エイジハラスメントのケースには、パワハラセクハラに該当するものがあります。

相手が不愉快だと感じたり、明確な悪意を持って発言した場合は、立派なハラスメント行為です。

では、エイジハラスメントとはどのようなものなのか、実際の事例や対処方法、解決方法について詳しくみていきたいと思います。

エイジハラスメントとは?

エイジハラスメント(エイハラ)とは、年齢や時代が異なることを理由に差別したり、嫌がらせをする行為のことです。

この言葉は、内館牧子さんの小説「エイジハラスメント」を原作とした武井咲さん主演のテレビドラマがきっかけで注目を浴びました。

エイジハラスメントは、世代や性別を問わず誰にでも起こるもので、気づかぬうちに加害者になっている可能性があります。

特に職場では、老若男女さまざまな年齢の人と仕事をする場面が多々あります。

相手が年上や年下であることを理由に、いじったり、私生活についての話を振ることもあるかと思います。

業務外の会話ですが、コミュニケーションの一環として、一緒に仕事をしている相手のことを聞くのは自然なことです。

ですが、無意識に相手のプライベートな部分に触れていたり、不愉快な気持ちにさせているかもしれないということも念頭に置く必要があります。

生まれた年代によって価値観が違うことも当然あるでしょう。

エイジハラスメントを防ぐためにも、思いやりや配慮が必要となってきます。

では、エイジハラスメントの事例についてみていきましょう。

エイジハラスメントの事例

エイジハラスメントの事例についてみていきたいと思います。

  • 結婚適齢期の人に対して結婚や子供を急がせる
  • 年齢を理由にバカにする
  • 自分の世代の常識を人に押し付ける
  • 年齢だけを理由に業務を割り振る

結婚適齢期、もしくはそれ以外の人に対して「結婚はまだなの?」「その年齢だったら子供は早く作らないとダメ」などど、自分の考えを押し付ける。

高齢や若いことを理由に「だからできないんだ」と決めつけ馬鹿にする行為。

自分の世代の常識を、それ以外の世代に生まれた人に無理やり押し付ける。

年齢だけを理由に、適正を無視して業務を割り振る。

エイジハラスメントの加害者や被害者にならないためにはどうすればいいのか、対処方法や解決方法についてみていきたいと思います。

エイジハラスメントの対処方法・解決方法

エイジハラスメントの加害者や被害者にならないためにはどうすればいいのか、対処方法や解決方法についてみていきましょう。

エイジハラスメントは、パワハラやセクハラと違い、存在そのものを知らない人もいるでしょう。

ですので、エイジハラスメントを未然に防ぐためにも、社内で情報周知をする必要があります。

悪意がないのにも関わらず、知らぬ間に相手を傷つけ、不愉快な気持ちにさせている可能性もあります。

そうならないためにも、社内研修などを行い、エイジハラスメントの防止策を設けましょう。

もし、相手からハラスメント受け、悩んでいる場合は上司か会社の相談窓口を利用しましょう。

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